登場者 臼

 





臼は、最後にとどめを刺す役割があります。
臼は、つぶすのが役目です。
臼という感じは、臼の形からそのままきています。
ところであの臼は、気をくりぬいて作るので、ずいぶん太い木から作るんですよ。
あんなに太くなるには樹齢何年なんでしょうね。
樹齢100年以上たった樹木を乾燥させるのにまた時間をとった後に、作っていくんですよね。

木臼の素材は、ケヤキが主です。
堅く粘りがあり割れにくいというケヤキの特徴が臼に向いているんですね。
年越しや、正月に臼を出してきて、家族総出でもちをついた風習もなくなってきましたね。
正月も、お店で買ってきた御餅を頂いたり、お店のイベントで餅つきをしているのをみたり、試食したりして過ごす事が多くなりました。